Linux豆知識 252

リモートデスクトップ

Windowsで言う「リモートデスクトップ」をLinuxで行う方法はいくつかあります。その一つとして、X Window System(以後X)の仕組みを利用する方法があります。

Xはサーバ・クライアント方式を採用しており、比較的簡単にリモートの環境でデスクトップ環境を利用することができます。
通常はXのサーバ・クライアントが1つのPCに収まっていることが多いため意識することがほとんどありませんが、X11プロトコルを使ってXサーバとXクライアントを分離できます。
X11はSSHの接続を使って転送することもできるので、リモートのサーバのGUIを手元で表示することができます。

一般的なネットワーク上で動作するサーバと名称が逆になっていて、Xではアプリケーションがクライアントであり、画面表示を行うのがサーバです。
Xサーバは各OS用のソフトウェアが用意されているので、インストールして使ってみるとよいでしょう。


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