Linux豆知識 111

tmpfs

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今回は、「tmpfs」について。

tmpfsは、意外と知られていないのですが、コンピュータのメモリに作成できるファイルシステムです。このように聞くと「RAMディスクのことか」と思う方もおられると思いますが、RAMディスクとは異なるものです。

tmpfsは、RAMディスクと異なり、1つのファイルシステムとして認識されます。そのため、フォーマットの必要がなく、また、好きなディレクトリにマウントして利用することができます。また、tmpfsは予めメモリ上にtmpfs用の容量を確保する必要はなく、容量は使用した分に合わせて自動的に変化します。なお、使用できる容量の上限を設定することもできます。

メモリ上に作成するファイルシステムですから、「アクセス速度が非常に速い」というメリットを享受することができます。ストレージにかける負担を減らすこともできますから、一時ファイルなどを置くのに適しています。
一方で、コンピュータの電源を落とすとファイルが消えてしまいますので、その点は十分な注意が必要です。

tmpfsは、ファイルシステムの一種として位置付けられていますので、mountコマンドを利用してマウントすることができます。たとえば、

# mount -t tmpfs -o size=64m /dev/shm /tmp

のようにすると、/tmpディレクトリがtmpfsを利用してメモリ上に置かれることになります(/dev/shmはtmpfs専用のマウントポイント、sizeは最大容量を指定)。

意外と影の薄いtmpfsですが、使いこなすことができれば非常に便利です。
是非、使ってみて下さい。

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