Linux豆知識 131

仮想コンソール

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今回は、「仮想コンソール」について。

コンソールとは、乱暴に言ってしまえば、「キーボードとディスプレイの組み合わせ」のことを指します。キーボードとディスプレイさえあれば、LinuxをCUIで操作することができますので、私たちはコンソールを利用してLinuxにコマンドを入力し、同時に何らかの出力を得ることになるわけです。Linuxを操作するためには欠かせないものですね。

さて、「仮想コンソール」とは・・・「仮想」であるからには、「実際には存在しないけれども、あたかも存在するかのような」というニュアンスが含まれるわけです。これは一体どういう意味合いが含まれるか、ということになります。「いやいや、Linuxを操作するにはキーボードとディスプレイが必要じゃないか。存在しないなど、ありえない」・・・たしかにその通りです。

LinuxなどのUNIX系OSには、実は仮想コンソールが「複数」用意されています。そして、仮想コンソールを切り替えて利用することができます。これは「1セットの物理的なキーボードとディスプレイで、複数の仮想コンソールを切り替えて利用できる」という意味です。

LinuxでGUIが起動しているとき(注:ネットワーク経由ではなく直接接続されたキーボードとディスプレイ)に、Ctrlキー + Altキー + F1キーを同時に押すと、CUIログイン画面が表示されます。ここで表示されるのが、仮想コンソールのうちの1つ。ここでユーザ名とパスワードを入力すると、CUIでログインし、Linuxを操作することができます。

ここで、たとえば「Altキー+F2キー」を押してみてください。画面が切り替わり、新しいログイン画面が表示されます。ここでログインし、また別の操作を行うことができます。同じように、Altキー+F3キーで新しい仮想コンソール・・・同じように、Alt+F6キーまで、合計で6個のコンソールが利用できます。

GUIに戻るには、Alt+F7キーを押します。

最近では、GUIを利用することが多く、またGUIから複数のターミナルを起動して操作することができるため、仮想コンソールの存在感は薄くなっています。しかし、主にサーバ用途では、X Window Systemをインストールしない場合も多く、このような場合は仮想コンソールがとても役に立ちます。

トラブル発生時、ある仮想ターミナルがフリーズした場合にも、別の仮想コンソールが生きているというケースもありますので、仮想コンソールの存在は是非知っておきましょう。

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