Linux豆知識 175

「/etc/fstab」ファイル

このエントリーをはてなブックマークに追加
今回は、「/etc/fstab」ファイルについて見てみましょう。

「/etc/fstab」ファイルは、マウントするファイルシステムの情報を記述するファイルです。OSを起動する際には、システムがデバイスをディレクトリにマウントしますが、その際、どのデバイスにどのディレクトリをマウントするか、の処理は、「/etc/fstab」ファイルの記述に従って進行します。

「/etc/fstab」ファイルの内容は、mountコマンドと切っても切れない関係にあります。mountコマンドは、たとえば次のように実行します。

# mount -t ext4 /dev/sda1 /home

このコマンドは、「/dev/sda1デバイス」を、「/home」ディレクトリにマウントする、という操作を実行します。一方、「/etc/fstab」にたとえば次のような1行があったとします。

/dev/sda1        /home           ext4    defaults        1 1

この1行があると、OSを起動する際、上記のmountコマンドを実行したのと同じという状態になります。また、OSを起動した後でも、たとえば

/dev/cd0c       /cdrom           cd9660  ro,noauto       0 0

という1行があったとすると(4つ目の「noauto」は、OS起動時にマウントしないというオプションです)、

# mount /cdrom

と実行するだけで、

# mount -t cd9660 -o rdonly /dev/cd0c /cdrom

を実行したのと同じことになります。

「/etc/fstab」の記法は、以下の通りです。

第1フィールド:デバイス名
第2フィールド:マウントポイント
第3フィールド:ファイルシステムの種類
第4フィールド:各種オプション
第5フィールド:ファイルシステムをdumpするか否かの指定
第6フィールド:OS起動時にfsckチェックを行うか否かの指定を行う

OSを管理・運用する際に重要なファイルですので、必ず覚えておきましょう。

ページトップへ