Linux豆知識 184

「/etc/init.d」ディレクトリ

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今回は、「/etc/init.d」ディレクトリについて見ていきましょう。

「/etc/init.d」は、デーモンなどの起動スクリプトが設置されているディレクトリです。

たとえば、apacheやbindなどのサーバソフトウェアを起動するためには、ここに置かれているスクリプトを実行します。たとえばapacheの本体であるhttpdを起動する場合は次のように「start」という引数を与えてスクリプトを実行します。


# /etc/init.d/httpd start

起動だけでなく、デーモンの停止、再起動などもこのスクリプトを使って行うことができます。もっとも、Red Hat系のLinuxディストリビューションでは「serviceコマンド」を利用してデーモンの起動・停止・再起動を行うことが多いので、実行した覚えがないという方もおられるかもしれません。

ここに置かれるスクリプトの内容について見てみると、1行目が「#!/bin/sh」や「#!/bin/bash」などで始まっています。すなわち、このスクリプトの正体は「普通のシェルスクリプト」です。実は内容もそれほど難しいものではないことが多く、シェルスクリプトの基本がわかっていれば、どのような処理を行っているのかがだいたいわかると思いますので、一回覗いてみてはいかがでしょうか。

さて、ここに置かれているスクリプトですが、OSを起動する際に重要な役割を担うことになります。OSを起動する際、複数のデーモンを起動するなど、さまざまな処理が行われますが、その処理は実はこのディレクトリにあるスクリプトが順次実行されることで行われているのです。このスクリプトの実行は、他のディレクトリおよびシンボリックリンクを利用して行われていますので、次回はそこを見てみたいと思います。

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