Linux豆知識 189

「/var/log/dmesg」ファイル、「dmesg」コマンド

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今回は、「/var/log/dmesg」ファイル、「dmesg」コマンドについて。

「/var/log/dmesg」ファイルは、Linuxがブート開始直後からファイルシステムがマウントされるまでのログが保存されるファイルです。すなわち、ブート時にカーネルが出力したメッセージが書きこまれたファイルであるということができます。

「/var/log/dmesg」ファイルは、「dmesg」コマンドによって生成されます。Linuxはブートされる際にカーネルがメッセージを一時的にバッファに描きだしますが、その内容を表示するコマンドが「dmesg」コマンドです。
このバッファはリングバッファ(循環バッファ)と呼ばれる構造になっており、容量の上限に達すると先頭に戻って古いメッセージが上書きされて消えてしまうようになっています。
Linuxは起動時に「/var/log/dmesg」ファイルに内容を書きだすことで起動時のカーネルのメッセージを残すようにしているのです。この処理は、ブート時にスクリプトによって行われます(Red Hat系ディストリビューションであれば/etc/rc.d/rc.sysinitに記述されています)。

ブート時の情報ですから、特に起動時のカーネル周りのトラブルが起こった時には参照が必須となるファイルです。どのような内容が出力されているか、一度目を通しておくと良いでしょう。

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