LinuCレベル1 Version 4.0 102試験の例題と解説
105.3SQLデータ管理
今回は102試験の試験範囲から、「105.3 SQLデータ管理」についての例題を解いてみます。
■例題
次のSQLコマンドの内、WHERE句と組み合わせられないものを選びなさい。
1. SELECT
2. INSERT
3. UPDATE
4. DELETE
※この例題は実際の試験問題とは異なります。
解答と解説
答えは「2. INSERT」です。INSERTはデータの挿入を行うSQLコマンドです。
その他のSQLコマンドについては以下の通りです。
「1. SELECT」:データの取得を行うSQLコマンドです。
「3. UPDATE」:データの更新を行うSQLコマンドです。
「4. DELETE」:データの削除を行うSQLコマンドです。
「1. SELECT」:データの取得を行うSQLコマンドです。
「3. UPDATE」:データの更新を行うSQLコマンドです。
「4. DELETE」:データの削除を行うSQLコマンドです。
WHERE句はSQLコマンドの実行対象の条件を指定します。
SELECT, UPDATE, DELETEに関しては条件を指定しSQLコマンドを実行することが可能です。
INSERTの場合、どのテーブルに対してデータを挿入するか、という条件以外を指定する必要がないため、INSERTとWHERE句を組み合わせることは出来ません。
SELECT, INSERT, UPDATE, DELETEはSQLコマンドの基本となりますので、それぞれのコマンドを実行した結果、よくある使い方を理解しておきましょう。
◆例題作成者
株式会社デージーネット システム設計部 森 彰吾 氏 株式会社デージーネット ソリューション開発部 丸吉祐也 氏