LinuCレベル1 Version 4.0 102試験の例題と解説
109.1 インターネットプロトコルの基礎
今回は102試験の試験範囲から、「109.1 インターネットプロトコルの基礎」についての例題を解いてみます。
■例題
IPv4のIPアドレスの中で、クラスCのプライベートIPアドレスの範囲として定められているものを選びなさい。
1. 192.168.0.0~192.168.255.255
2. 10.0.0.0~10.255.255.255
3. 172.16.0.0~172.31.255.255
4. 127.0.0.0~127.255.255.255
※この例題は実際の試験問題とは異なります。
解答と解説
答えは「1. 192.168.0.0~192.168.255.255」です。
IPアドレスは、インターネット上で、重複しないように一意に割り当てを行う必要があります。
しかし、一部のIPアドレスは、ローカルネットワーク内で自由に割り当てを行うことが可能です。
その自由に割り当てを行うことができるIPアドレスをプライベートIPアドレスと呼んでいます。
プライベートIPアドレスはクラスごとに決められています。
各クラスのプライベートIPアドレスの範囲は以下です。
しかし、一部のIPアドレスは、ローカルネットワーク内で自由に割り当てを行うことが可能です。
その自由に割り当てを行うことができるIPアドレスをプライベートIPアドレスと呼んでいます。
プライベートIPアドレスはクラスごとに決められています。
各クラスのプライベートIPアドレスの範囲は以下です。
クラスA 10.0.0.0~10.255.255.255
クラスB 172.16.0.0~172.31.255.255
クラスC 192.168.0.0~192.168.255.255
また、IPアドレスの先頭8ビットが127から始まるものは、自分自身を表す特別なアドレスであり、
ループバックアドレスと呼ばれています。
◆例題作成者
株式会社デージーネット システム設計部 森 彰吾 氏 株式会社デージーネット ソリューション開発部 丸吉祐也 氏