LinuCレベル1 Version 4.0 101試験の例題と解説

104.7 システムファイルの確認と適切な位置へのファイルの配置

このエントリーをはてなブックマークに追加
今回は101試験の試験範囲から、「104.7 システムファイルの確認と適切な位置へのファイルの配置」についての例題を解いてみます。

■例題
FHS(Filesystem Hierarchy Standard:ファイルシステム階層標準)の説明として間違っているものを選択してください。

1. /etcはシステムの設定ファイルを配置するディレクトリである
2. /homeはユーザ毎のファイルを配置するディレクトリである
3. /bootはブートローダ関連のファイルを配置するディレクトリである
4. /rootはシステムのルートディレクトリである

※この例題は実際の試験問題とは異なります。


解答と解説

答えは「4. /rootはシステムのルートディレクトリである」です。

システムのルートディレクトリは「/」です。
/rootはrootユーザのホームディレクトリですので、この選択肢は誤りです。

FHSはLinux/Unixシステムのディレクトリとその役割について定められたものです。

参考:[Filesystem Hierarchy Standard]
      http://refspecs.linuxfoundation.org/fhs.shtml

Linuxディストリビューションは、基本的にFHSに沿ったディレクトリのレイアウトを採用しています。

上記のディレクトリ以外にも、以下のような代表的なディレクトリがあります。

/bin        一般ユーザ向け、特にシングルユーザモードで必要なコマンドの配置ディレクトリ
/sbin       主にシステム管理者が扱うコマンドの配置ディレクトリ
/tmp        一時ファイルの配置ディレクトリ
/usr        アプリケーションのライブラリや実行ファイルが配置されるディレクトリ
/var        変更が発生するシステムのログやスプールの配置ディレクトリ

ディレクトリの名前と役割を理解することで、システムの管理がしやすくなります。
しっかり押さえておきましょう。

◆例題作成者

株式会社デージーネット システム設計部    森 彰吾 氏
株式会社デージーネット ソリューション開発部 丸吉祐也 氏

ページトップへ