Linux豆知識 241

API

「API」とは、「Application Programming Interface」の頭文字を取ったものです。
この言葉から「アプリケーションとプログラムを繋ぐもの」がAPIだということができます。
Interfaceは、ハードウェアあるいはソフトウェアの両方において、「繋ぐもの」という意味を持ちます。
たとえばキーボードやマウス、ディスプレイなどはInterfaceの一種です。

APIについてもう少しかみ砕いて言うと、外部のプログラムとデータなどをやりとりする窓口のようなもの、ということができます。
APIを利用することによって、あるアプリケーションと別のソフトウェアの間で認証情報を共有したり、アプリケーションからAPIを通してデータを取り込み、プログラムでデータを分析するなどの作業が行えるようになります。

以前はAPIといえばプログラムと同一のコンピュータで動作するものとして、代表例としてはライブラリがありましたが、今ではネットワーク経由で呼び出すWebAPIを指すことの方が多いようです。

さまざまなソフトウェアが登場している現状において、それらを連携させる役割を担うAPIはきわめて重要な役割を持っているということができるでしょう。


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