Linux豆知識 247

ローリングリリース

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「ローリングリリース」とは、ソフトウェアを提供する際、ソフトウェアを断続的に更新するリリース(※)の方法を言います。
一般的には、いわゆる「バージョンナンバー」を利用せずにソフトウェアを提供します。リリース頻度も半年や1年に1回となります。
その場合、リリース日が決められており、その日に合わせてリリース作業が行われます。

そのため、リリース日が来るまでバージョンアップがリリースされない、リリース日に間に合わなかったものは次のリリースに回されるなど、
開発とリリースのサイクルがうまく合わない場合も出てきます。

※ここでいうリリースはソフトウェアのメジャーバージョンアップなどの大きな変更を指しており、バグ修正などのマイナーバージョンアップは含みません。

ローリングリリースでは、ソフトウェアでは頻繁に更新されるため、数日経過すると次のバージョンが提供されるということもありえます。

多くのLinuxディストリビューションではローリングリリースでは提供されていませんが、「Arch Linux」ではローリングリリースで提供されていますし、
「CentOS Stream」もローリングリリースで提供されています。常に最新版が提供されるということは、セキュリティアップデートなどの提供が素早く行われるなどの利点があります。
一方、ベンダーにとっては、安定したシステムを提供するために、従来型とは違う手間がかかるという課題もあります。

CentOS Steramがそうであるように、今後ローリングリリースの方式で提供されるLinuxディストリビューションが増加する可能性もありますので、覚えておきましょう。


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