Linux豆知識 254
RDP(Remote Desktop Protocol)
公開日:2021年09月17日
RDPはその名の通り、リモートデスクトップのためのプロトコルです。RDPはMicrosoftが開発したもので、Windowsのリモートデスクトップで利用されています。RDPの仕様は公開されているため、Windows以外のOSでもRDPを利用したソフトウェアを開発することができます。
RDPを利用したLinux向けリモートデスクトップソフトウェアも存在します。「xrdp」がその1つです。xrdpを利用すると、LinuxにRDPサーバとしての機能を持たせることが可能です。Windowsに標準で搭載されているRDPクライアントを利用してLinuxに接続、GUIを利用することができます。もちろんWindows標準以外のRDPクライアント、他のOSのRDPクライアントでも接続できます。設定もさほど難しくありません。
VPNと組み合わせればリモートワークで利用できますし、リモートのサーバーをGUIで操作する手軽な方法とも言えます。是非試してみてください。