Linux豆知識 001

Linuxカーネルの開発者になるには

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新年のスタートに、「Linuxカーネルの開発者になるにはどうしたらよいのか?」という話題を取り上げます。

Linuxのカーネルを開発しているのは、ボランティアの開発者たちです。
特別な企業などに所属しているかというと、そういうわけではありません。
ですから、あなたもLinuxカーネル開発に参加する資格があるのです。もちろん、卓越したプログラミング技術と、開発する機能についての一定以上の知識が必要であることはいうまでもありません。しかし、技術、知識のほかにコミュニケーション能力があれば、あなたが書いたコードがLinuxカーネルに取り込まれる!ということもありうるのです。

そもそも、Linuxカーネルは、Linus Torvalds氏がインターネット上にカーネルのコードを公開し、それが開発者たちの間に広がり、多数の開発者がカーネルの開発に携わるようになったという経緯があります。

しかし、当然のことながらLinuxのカーネル開発なんてどうやればいいのか?情報がないと難しいですよね。その大きな情報源となるのが、「Linux Kernel Newbies」というサイトです。
このサイトは、Linux カーネル開発に役立つFAQなどの情報が集められており、また開発に関する質問ができるIRCチャンネル、メーリングリストなどがあります。

また、Linuxカーネル開発に伴い、今なにが問題になっているのか?何をしなければならないのか?などの情報が集まっているのが、「Linux kernel Janitor’s Project」です。

そして、もしLinuxカーネルにマージ(混合)したいコードが書けた場合、「Kernel Mentors」というメーリングリストに報告します。
基本的に、Linuxカーネルをはじめ、ボランティアの手で書かれているソフトウェアの多くは、メーリングリストによる活動が中心になっています。

このように書いても、Linuxカーネルの開発に参加することはあまり現実的でないと思われるかもしれません。たしかに世界中の開発者と共にこのようなプロジェクトに参加するのは気がひけるという方がほとんどでしょう。
また、カーネル開発に限らず、多くの人が参加しているソフトウェア開発に携わるには、前述のようにプログラミングの能力、知識の他、「コミュニケーション能力」が大切になります。作業のほとんどが顔の見えないメーリングリストという場で行われているのですから尚更大切になります。
敷居はたしかに低くはありません。

しかし、それでもLinuxカーネルの開発作業に山積する問題は大量にあります。
もしかしたら、あなたが書いたコードが、Linuxカーネルの一部になる日がやってくるかもしれません。

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