Linux豆知識 005

LinuxとCPUの互換性とは?

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Linuxは元々、インテル製のCPU「i386」で動作するPOSIX互換のカーネルとして開発が始まりました。それもあって、現在でもいわゆる「PC」で動作するLinuxが主流となっています。これらのPCを「IA(インテル・アーキテクチャ)」のマシンと呼んでいます。

IAは、名前にインテルと入っていますが、実際にはインテル製以外のCPUでも動作します。たとえばAMDはIA互換CPUを製造しているCPUメーカーとして非常に大きな企業ですし、その他省電力などを謳ったIA互換CPUは沢山出ています。それら全てをひっくるめて「IA」と呼んでいます。ですから、IAなマシンを用意すれば、その上でLinuxを動かすことは可能というわけです。

ただ、その時に注意しないといけないのが、「その1」の時に少し触れましたが、そのCPUがどの種類(世代)のCPUか、そして動かそうとしているソフトウェアがどのCPUに対応しているか、ということです。
一言でIAといっても、一番最初の「i386」に互換性を持つCPUもあれば、より機能が進化して「i586」や「i686」と呼ばれるCPUもあります。

特に問題になるのが前者で、最近のLinuxディストリビューションではi586以上を前提にしたLinuxカーネルしか入っておらず、IA互換CPUに多いi386互換CPUでは動作しない点です。
たとえば、インストーラーを動かすために使用しているLinuxカーネルはi386用でも、実際にインストールされるLinuxカーネルはi586以上でないと動かない、というようなことがあります。

最近、省電力CPUを採用した小型PCなどが流行していますが、そのようなマシンでLinuxを動かすときには、CPUの互換性に気をつけましょう。

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