Linux豆知識 006
Linuxのマスコットのペンギンは何者?
公開日:2010年01月25日
今回は、Linuxのマスコットであるペンギンについてお話しします。
#もちろん、試験には出ません。
Linuxのマスコットといえばペンギンですが、あのペンギンは一体何者なのでしょうか。あのペンギンは名前を「Tux」(タックス)と呼びます。税金を意味する「Tax」とは別です。
調べてみると、Wikipediaにも記述があります。
○Wikipedia: Tux(タックス)
Linuxカーネルがバージョン2になる時に、ロゴのデザインコンテストが行われ、あのペンギンが選ばれたわけです。その他の作品も含めて以下のサイトに候補作品が並んでいます。
○ロゴ候補
見てみると、いくつかのロゴには「Linux 2.0」の文字が見えるのが分かるかと思います。
Tuxは、Linuxカーネル起動時に画面に現れることがあります。これはLinuxカーネルがフレームバッファ(画像表示の仕組み)をサポートしており表示が行われています。Tuxの数はCPUの数を表しているので、たとえばPlayStation 3のLinuxのようにCPUを沢山識別するシステムの場合、大量のTuxが起動画面に並ぶことになります。