Linux豆知識 014

RAID

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最近では比較的有名な用語になってきたRAID。複数のHDDを組み合わせることで、信頼性を高める技術として知られています。

さて、そのRAIDですが、「RAID 0」「RAID 1」「RAID 5」などいくつかの種類があるのをご存知でしょうか?RAIDとしてもっともわかりやすいのはミラーリング(RAID 1)でしょう。ミラーリングは、複数台のドライブに同じ内容を書き込む技術で、片方のドライブが故障しても、もう片方さえ残っていればデータの損失が防げる、というものです。

さて、そのRAIDですが、「RAID 0」から「RAID 6」までの7種類の区分があります。先に述べたミラーリングの他に、RAID 0(ストライピング)、すなわち複数台のディスクに均等に分散させたデータを同時に読み書きすることで高速化を図る技術や、RAID 5、すなわちパリティというエラー検出符号を複数台のディスクに分散して記録するなどがあります。つまり、RAIDはミラーリングだけではないのです。ちなみに、たとえばRAID 0とRAID 1を組み合わせて利用する、などということもできます。

ところで、RAIDというシステムは、実は1988年に発表された論文の中で提唱されたシステムなのです。この論文の中では、RAID 1からRAID 5が提唱されています。RAIDには7種の区分があると書きましたが、パフォーマンスや信頼性などのメリットがRAID 5に比べて劣ることなどから、RAID 3とRAID 4は現在ほとんど使われていません。RAID 3とRAID 4が欠番のようになっているのは、このような事情があってのことなのです。

そのようなRAIDですが、最近ではハードディスクの価格も下がってきたこともあり、多くの人が利用しているようです。理解してしまえば難しい技術ではありませんし、比較的手軽に導入できる技術ですので、機会があれば試してみてはいかがでしょうか。

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