Linux豆知識 020

プロンプト

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今回は、「プロンプト」について解説します。

bashなどのシェルは、Linuxを操作する上で欠かせないものです。そのbashにおいて「プロンプト」は重要な役割をします。「prompt」には「促す」という意味があり、その名の通りシェルがユーザにコマンドの入力を促すのがプロンプトです(以下、今回はシェルにbashを利用するものとして進めます)。

さて、最近のLinuxディストリビューションは、プロンプトが

[user@host001 /etc]$

のように表示されるようになっています。上の例では、「ログインしているユーザ名」「ホスト名」「カレントディレクトリ」などが表示されます。このように、コマンドの入力を促すと同時に、ユーザに役に立つ情報を表示するのです。

プロンプトに表示される内容は、カスタマイズすることができます。ユーザ名やホスト名、カレントディレクトリのほか、時間、日付、コンソール番号、接続時間などさまざまな情報を表示させることが可能です。逆に、セキュリティに配慮して、「$」や「#」のみにすることもできます。

具体的な設定の詳細については省略しますが、プロンプトの表示を変更するには、シェル変数「PS1」を変更します(コマンドが複数行に亘る際にはPS2に設定されたプロンプトが表示されます)。たとえばシェル変数PS1に、

PS1=’?$ ‘

と設定すると、余計な情報を一切表示せず、$マーク(rootユーザのときは#マーク)のみがプロンプトとして表示されることになります。ちなみに先ほど紹介した「[user@host001 /etc]$ 」のようなプロンプトを表示するには、PS1に

$ PS1='[?u@?h ?w]?$ ‘

と設定します。

さて、PS1変数はログイン後に変更することもできますが、ログインする時に表示するプロンプトを設定するには、ホームディレクトリにある「.bashrc」ファイル(シェルにbashを利用する時)の末尾に、その設定を記述しておきます。具体的には、.bashrcファイルの末尾に

export PS1='[?u@?h ?w]?$ ‘

を追記すれば、次回ログイン時からこのプロンプトが利用できるようになります。

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