Linux豆知識 026

ポートを塞ぐ

このエントリーをはてなブックマークに追加
前回は、ポート番号について取り上げました。今回は、「ポートを塞ぐ」というお話しです。

良くセキュリティ関係の書籍などを見ると「余計なポートは開けてはいけない」と言われますが、ではポートはどのように塞げばよいのでしょうか?

実は、ポートの塞ぎ方については大きく分けて二つの方法があります。

一つは、「アプリケーション側の対応を行う」です。そもそも、「ポートが開く」とはどういうことなのかを考えてみましょう。たとえば、ApacheなどのWebサーバアプリケーションを起動すると、(特別な設定をしない限り)Well known portsである80番ポートが開き、80番ポートでの通信の待ちうけを開始します。

これを考えると、サーバアプリケーションを停止すれば、自動的にポートが閉じます。「余計なアプリケーションを起動してはいけない」というお話しにつながりますね。

もう一つは、「通信を制限する」という方法です。代表的なのが「パケットフィルタリング」という手法です。パケットフィルタリングを利用すると、特定のポートの通信、特定のIPアドレスの通信をシャットアウトすることができます。Linuxでは「iptables」というコマンドによってパケットフィルタリングを行うことができます。iptablesコマンドを利用すると、どのような通信を遮断するのかなどを細かく指定できるので、「あるホストから、特定のポートを遮断する」といったこともできます。

どのポートが開いているか?を調べるには、「netstatコマンド」「lsofコマンド」「nmapコマンド」などのコマンドがあります。ここではそれぞれのコマンドについての詳細は割愛しますが、netstatとlsofは「自分がどのポートを開けているか?」を知るために、nmapは「他ホストがどのポートを開けているか?」を知るために使われます。パケットフィルタリングを施した場合、netstatやlsofではポートが空いているように見える場合もあるので注意が必要になります。

ページトップへ