Linux豆知識 033

デスクトップ環境

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今回は「デスクトップ環境」について。

前回、X Window Systemについて取り上げましたが、X Window Systemとデスクトップ環境の違いは意外と見えにくいですね。少し考えてみて下さい。

X Window Systemは、GUI環境を提供するソフトウェアあるいはプロトコルのことを指すのでした。これに対し、「デスクトップ環境」は、ツールバーやアイコン、ウィンドウマネージャ、ファイルマネージャなど、様々なソフトウェアをまとめたGUIソフトウェア群ということができます。言い換えると、そのまま「デスクトップ作業を行うのに必要なソフトウェア群をまとめたもの」とも言えるでしょう。

デスクトップ環境で有名なものは、「GNOME」「KDE」などがあります。最近では、使っているデスクトップ環境がGNOMEだとかKDEだとか、そういったことを意識させないような造りになっているLinuxディストリビューションも数多く見られます。これは、UNIX系向けのデスクトップ環境の多くが、柔軟なカスタマイズができるように作られているためです。この特徴を生かして、自分が使いやすい、好みのデスクトップを作り出すことすらできるわけです。

さて、これらのデスクトップ環境ですが、動作させるためにはやはり「X Window System」が必要になります。X Window Systemの上でデスクトップ環境が動作しているとも言えるのです。普段はデスクトップ環境とX Window Systemの違いをあまり気にしなくても良いのですが、時にはこういったことにも目を向けてみるとよいと思います。

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