Linux豆知識 035

シェルスクリプト

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今回は、「シェルスクリプト」について。

シェルは前回取り上げた通り、「Linuxとユーザーをつなぐインターフェイスとなるソフトウェア」です。Linuxでは、シェルを通じてシステムを操作するという局面が多くなります。

ここで、定期的にシステムを監視するなど、「何度も類似の操作を繰り返して行いたい」というケースを考えます。このケースでは、シェルに対して何度も同じようなコマンドを入力することになります。これは手間がかかります。

そこでシェルには、事前に一連の操作(実行するコマンドなど)をプログラムのような形でファイルに記述しておき、そのファイルの内容を実行するという機能が備わっています。このファイルを「シェルスクリプト」と呼びます。

「スクリプト」とは「台本」という意味です。つまり、予めシェルスクリプトという「台本」を用意しておき、その台本に則った操作を行える、というわけです。シェルスクリプトは「シェルを言語としたプログラム言語」という言い方もできます。

シェルスクリプトでは、変数や条件判定など、さまざまなプログラミング的なテクニックが利用できます。つまり、毎回同じ操作を行うだけではなく、状況に応じて処理を変えたり、ユーザからの入力を促す、数値計算を行うなど、一般のプログラミング言語と同じようなことがシェルを利用して実現できます。

Linuxでは、システムを動作させるためにシェルスクリプトを多用しています。
たとえば、ブート時の処理やログの管理などにシェルスクリプトを利用しています。ですから、Linuxを本格的に管理・運用するためには、シェルスクリプトの理解が必要になります。シェルスクリプトを勉強することは、シェルスクリプトとシステム管理の両方の理解につながるので、一石二鳥。
それほど難しくはないので、是非チャレンジしてみましょう。

まずは/etc/init.dディレクトリに格納されている各種サービスを起動するためのスクリプトの内容をチェックしてみるとよいでしょう。

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