Linux豆知識 037

仮想化技術

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今回は、「仮想化技術」の続きです。

仮想化技術とは、前回紹介したように「コンピューターの数と異なる数のOSを動作させることを可能にする技術」ということができます。今回は、この技術がどのように利用されているのかを紹介したいと思います。

一つには、「1台のコンピューターで、複数OSを動作させることができる」という点。個人ユーザーの視点からすれば、この使い方がもっとも身近な利用法でしょう。あるOSから、仮想化ソフトウェアを利用してLinuxを動作させて利用し、Linuxの勉強をしているという方も多いようです。

もう一つ、実はこちらの利用法も大きな注目を浴びているのですが、「複数のコンピューターで1つのシステムを構成する」ということもできます。この利用法では、複数のコンピューターの能力を集約させてシステムを作ることができるため、1台では実現が難しい性能を引き出すことができます。しかし、それだけではありません。この方法のメリットは、「必要に応じて、リソースを調整することができる」という点にもあるのです。

普通、何らかのサービスを提供するときには、そのサーバが要求される最大の能力を持たせます。そうでないと、リクエストが集中したときにサーバーがダウンしてしまいます。しかし、仮想化技術を使うと、リクエストに応じて動的にリソースを割り当てることができるため、リソースの節約、もしくは余ったリソースを他に回すなど、効率的なシステム運用が可能になるのです。このため、大規模なシステムを構成する技術として注目を浴びているのです。

Linuxと仮想化技術の関係では、XenやLinux LVMなどが注目されているので、今後のスキルとして是非身につけていくといいでしょう。

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