Linux豆知識 048

BitTorrent

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今回は、BitTorrentについて。

BitTorrentは、ファイルを転送するためのプロトコルの一種です。サーバの負担が少なくて済み、高速でファイルを転送することができます。BitTorrentの大きな特徴は、サーバはファイルを断片的にクライアントにアップロードするという点にあります。クライアントは、サーバから断片を受け取ると同時に、自分が持っている断片を、他のクライアントに渡すという方式でファイルをダウンロードします。いわば、多くのクライアントが「協力して」ファイルをダウンロードすることになるのです。すなわち、BitTorrentでは、多くのクライアントがあればあるほど、ダウンロード速度が向上するという特徴があります。このため、BitTorrentは、CD-ROMやDVD-ROMのISOイメージなど、サイズが大きく、かつ多くのユーザに配布する際に使われます。

BitTorrentは以上のような仕組みから成っているため、従来であれば「ファイルのダウンロードはクライアントが多いほど遅くなる」となるところを、逆に「クライアントが多いほど早くなる」という特徴を実現させました。
コロンブスの卵的な発想ということができるでしょう。

BitTorrentのクライアントには、「BitTornado」「Transmission」と呼ばれるソフトウェアのほか、KDEに含まれる「KTorrent」など、数多くのソフトウェアがあります。また、Firefoxなど、BitTorrentに対応したWebブラウザもあります。使う人が多ければ多いほどメリットがあるというBitTorrent、大きなファイルをダウンロードする際には是非活用してみて下さい。

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