Linux豆知識 050

LDAP

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今回は「LDAP」について。

LDAPは、「Lightweight Directory Access Protocol」のことで、名前からわかるようにプロトコルの一つです。LDAPは、データベース(階層型DB)にアクセスする仕組みです。管理されるデータは、ユーザ名やパスワードなどの「アカウント情報」や、その他のユーザ情報が主となります。

LDAPは、「多くのコンピュータで、ユーザ情報などを一元管理したい」という場合に使われます。たとえば、教育機関や企業などで複数のマシンがあり、ユーザも多数存在するというときに有効です。

LDAPのような一元管理の仕組みが無いと、一つ一つのマシンにユーザ情報をいちいち登録する必要が出てきます。もちろん、ユーザ情報に変更が生じた場合には全部のマシンで変更作業が必要です。これはあまりに非効率的ですね。そこでLDAPの出番です。

LDAPは、ユーザ情報をサーバに一元的に管理することができ、各ホストはLDAPサーバに接続すれば共通のアカウント情報を利用することができます。
こうすれば、ユーザ情報に登録・変更が生じてもほとんど手間がかかりません。以前はこの仕組みを「NIS」と呼ばれるシステムで提供していましたが、最近ではLDAPが主流になっています。

LDAPを利用したときに得られるメリットはこれだけではありません。LDAPは、一元管理できる情報が他にもあり、アカウントだけでなくWebサーバの基本認証情報などを共有する、LDAPとメールサーバを連携させるといったこともできます。

多くのメリットがあるLDAP、一人でLinuxを利用するにはあまり縁がありませんが、少し人数とホストが増えただけでも導入するメリットは大いにあるので、ぜひ覚えておいてください。

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