Linux豆知識 052

RFC

このエントリーをはてなブックマークに追加
今回は、「RFC」について。

前回取り上げたNTPであれば「RFC1305に規定されている」、HTTPであれば「RFC2616に規定されている」のように使われるので、耳にしたことがある方も多いでしょう。

RFCはRequest For Commentsの略で、「IETF(Internet Engineering Task Force、http://www.ietf.org/)」によって公開された、インターネットで利用される技術についての標準を定めることを「目標とした」文書です。インターネットの技術のほとんどは、このRFCに記載された内容に則って成立しているといっても過言ではありません。

ところで、上で「目標とした」にカギ括弧をしたのには理由があります。実際にはインターネットで利用される技術は日々変化しており、標準化するのは難しい作業です。「これが標準だ」と定めても、状況に応じて変化することもあります。また、標準を定めても、何らかの不都合が生じる場合があります。

RFCは、「インターネットで利用される技術の標準を定めて」いますが、書き換わったり廃棄されたりする、ということもよく起こります。また、全てのRFCが「標準」ではなく、標準化の提唱や実験的なものもRFCとして発行されるため、注意が必要です。さらに、エイプリルフールにはジョークRFCが発行されることもあるため、「RFCの全部が完全に標準化されたものだ」と思い込んでいると大変な目に遭います。

とはいえ、RFCはインターネットの仕組みを支えている重要な文書であることに違いはありません。RFCは、http://www.rfcsearch.org/から検索することができますので、「RFCxxxx」という記述を見かけたら、一読してみることをお勧めします。

ページトップへ