Linux豆知識 053

ログ

このエントリーをはてなブックマークに追加
今回は、「ログ」について。

ログは、主にシステムやソフトウェアが残す「記録」のことです。語源は「航海日誌」を意味する「logbook」です。

良く「何かトラブルがあったり、自分の思い通りにならなかったら、ログを読め!」と言われます。たしかにシステムやソフトウェアが事細かに動作を記録している「ログ」は情報の宝庫で、ログを読めば問題解決の手がかりが得られるケースは非常に多いのです。

しかし「ログを読むのはどうも苦手」というユーザが多いというのも事実です。理由は単純で、ログの情報量が多すぎて、全部に目を通すのがあまりにも大変だというものが主なものでしょう。また、メッセージが英語であることも、英語が苦手な人からは敬遠されがちです。「ログには目を通す習慣をつけましょう」と言われてもなかなか実行できないかもしれません。

ログを読むときにはいくつかのコツがあります。まず「一番最後」を見てみること。ログファイルは、一番新しいログが一番最後に記録されています。
tailコマンドでもいいですし、lessコマンドで読み込んだ後、「G」(シフトキーを押しながら、大文字で)を入力すると一番最後の行が表示されます。

量が多すぎる時は「フィルタ」を通すこと。grepコマンドを使って、たとえば「warning」や「error」などのキーワードを探し出してそこを読む。
「Apacheが思ったように動かない」というのであれば「httpd」をキーワードにしてログを抽出し、手がかりを探すなどです。

また、「監視」も1つのコツです。ツールを使って、本当に大切なメッセージが出た場合にはメールで通知する(ただしこの場合は情報が漏れるのを防ぐために自ホスト内のユーザにメール送信するのがベストです)などです。

さらに、「集計」も有効です。ログ集計ツールも様々なものが出ていますから、たとえばアクセス解析や不具合がどのくらいの頻度で起きているのか?を集計するというのも使い方の一つです。

ログと上手く付き合って、システムをうまく使いこなしましょう。

ページトップへ