Linux豆知識 054

syslog

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今回は、「syslog」について。

前回は「ログ」について取り上げました。syslogと言えば、ログを見たことがある方ならばピンと来るでしょう。syslogとは、システムのログを取るためのプログラムです。多くのUNIX系OSで採用されているプログラムで、「システム全体のログを採取する」という、システムを支える重要な役割を担っています。syslogの本体となるプログラムは「syslogd」というデーモンで、メモリに常駐してログを採取します。

syslogの特徴は、「/etc/syslog.conf」という設定ファイルで、「どのアプリケーションの、どの重要度のメッセージを、どのファイルに流すか?」といったことを細かく設定できるという点にあります。前回も少し触れましたが、あまりにも情報量が多いと管理者もログを見るのが大変なので、この機能をきちんと設定することで「特に注目したいアプリケーションに限って細かく情報を採取する」などといったことができます。

また、意外と知られていないのが、syslogは「ネットワークを通じて他のコンピュータとログを送受信する機能がある」という点です。SSLなどを利用して暗号化した通信を行うこともできるので、ログを1つのサーバに集約して集中管理するといったこともできます。

ログはシステムを使いこなすための必須アイテム、syslogはログ採取のための強力なツールです。ぜひ、使いこなせるようになって下さい。

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