Linux豆知識 067

CentOS

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今回は、Linuxディストリビューションの1つ、「CentOS」について。

CentOSは、「Red Hat Enterprise Linux」との完全互換を目指したフリーのLinuxディストリビューションです。ただし、Red Hat Enterprise Linuxには、Red Hatが所有する商標や商用パッケージなどが含まれています。
CentOSは、Red Hat社が公開しているソースコードから、これらの商標や商用パッケージなどを除いた上でリビルドされているLinuxディストリビューションです。

CentOSは、Linuxに関わる上で1つの重要なディストリビューションだということができます。話しが少しさかのぼるのですが、2003年まではRed Hat社は「Red Hat Linux」というフリーのディストリビューションをリリースしていました。しかし、2003年に「Red Hat Linux」のリリースを打ち切り、「Fedora Core(現在のFedora)」に移行したのです。Fedora Coreは、Red Hat Linuxの事実上の後継ですが、「実験的」な側面が強い、すなわち不安定な機能やアプリケーションも積極的に採り入れています。Red Hat社は、Fedoraで新しい機能やアプリケーションを試した後、「Red Hat Enterprise Linux」に採り入れるという方式を取っているため、「CentOS」は、「最新機能は使えないが、比較的安定したOS」として利用できます。
また、メンテナンス更新期限もRed Hat Enterprise Linuxと同様7年程度と長くなっているため、サーバ向けに向いていると言われています。

Linuxディストリビューションは数多あれど、Red Hat系のディストリビューションの割合はやはり多いので、実戦段階で採用するかどうかは別として、Linuxを運用するのであれば常にその動向に注意しておきたいLinuxディストリビューションです。

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