Linux豆知識 072

POSIX

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今回は「POSIX」について。

POSIXとは、「Portable Operating System Interface for UNIX」の略です。
POSIXは、IEEEによって定められた、「UNIX系OSが備えるべき」とされる仕様の標準規格のことです。簡単に言うと、「あるOSがUNIX互換を名乗るために、そのOSが満たす標準規格」がPOSIXです。

前回までの豆知識で、FreeBSDとLinuxという、まったく異なるUNIX系OSが提供されていることを紹介しました。ほかにも、内部構造がまったく異なるUNIXライク(UNIXに似たOS)はいくつか存在しています。それぞれのOSは本質的にはまったく異なるものですから、下手をすると互換性が失われてしまい、「このアプリケーションはこのOSでは動作しない」といった事態が起きてしまいます。そこで、UNIXライクなOS間での互換性を保つために定義されたのが「POSIX」です。POSIXは、ANSI(アメリカ規格協会)やISOで標準規格として採用されています。

さて、このPOSIXですが、今回ニュースコメントで取り上げた「LSB」が、POSIXと整合するように作られています。そして、実は正式にPOSIXの認定を受けたLinuxディストリビューションはそれほど多くありません。多くのLinuxディストリビューションは、LSBを標準とすることで標準化を図っています。

色々とややこしい関係ですが、「POSIX」や「LSB」については「標準」となるべきものなだけに、知っておきたいところです。

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