Linux豆知識 074

リポジトリ

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今回は「リポジトリ」について。

「PersonalForge」のニュースでも紹介しましたが、ソフトウェアを公開する場として「リポジトリ」と呼ばれるデータベースが公開されています。

本来の「repository」という単語は「倉庫」「貯蔵庫」などの意味を持っています。オープンソースの世界で「リポジトリ」と言ったら、多くの場合、プログラムやバイナリの類が保管・公開されている場所を指します。

アプリケーションを開発する際、ただ単にソフトウェアを「置いておくだけ」というのは若干の危険が生じます。実際には、バージョンの管理や改ざんの防止などがネックになります。バージョンの管理は特に問題になります。
1つのソフトウェアを複数の開発者が開発するというケースも多く、この場合、特に「バージョン管理に関する混乱(たとえば、誰かがあるバージョンのコードにバージョンアップを施したことを知らずに、他の開発者が元のバージョンに別のバージョンアップを施してしまう、など)」が生じやすくなります。リポジトリでは、これらの問題をクリアするための「バージョン管理システム」など、ソフトウェアを公開するための機能を備えています。

また、ネットワーク経由で新しいソフトウェアを入手する、あるいはソフトウェアを新しいバージョンにバージョンアップするという操作を行う際、ネットワーク経由でバイナリもしくはコードをダウンロードしてくることになりますが、このときにバイナリ・コードが格納されているのは、多くの場合「リポジトリ」です。OSのパッケージ管理システムにリポジトリを登録しておくことで、ソフトウェアの格納場所を意識することなく、ソフトウェアをインストール・バージョンアップできることになります。

実はオープンソースソフトウェアを利用するときに欠かすことができない「リポジトリ」。特に開発者になったときには、その存在の大きさがわかることと思います。

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