Linux豆知識 081

makeコマンド

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今回は、makeコマンドについて。
makeコマンドは、Linuxにおいてソースファイルをコンパイルするのに必須のコマンドです。実際にはコンパイルだけでなく、ソースファイルの管理など、さまざまな役割を担っています。makeは、複数のファイルが依存して構成されているものをコンパイルする作業の負担を軽減する目的で作られました。開発を行う人はもちろん、Linuxを管理する人は必ず利用することになるコマンドです。
makeコマンドの特徴に、「大きなソースファイルの中で再コンパイルする必要がある部分を自動的に抽出し、再コンパイルのための手続きを実行する」というものがあります。この仕組みにより、再コンパイルを効率よく行うことができます。
makeコマンドを実行するためには、「Makefile」と呼ばれるファイルを記述しておく必要があります。このファイルには、プログラムを構成しているファイル同士の関係や、各ファイルの生成手順を記述します。
makeは、多くの場合C言語のソースコードに対して適用されますが、Makefileへの記述しだいでは、JavaのプログラムやTeXの文書など、さまざまなファイルに関してmakeを利用し、作業を効率化することができます。
たとえば、LinuxディストリビューションによってはSendmailの設定ファイルをマクロファイルから生成したり、各種設定ファイルを変換するためのMakefileを用意しています。
非常に奥の深いツールですので、ぜひ使いこなせるようになってください。

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