Linux豆知識 084

fsckコマンド

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今回は、「fsckコマンド」について。

fsckコマンドは、ファイルシステムにエラーがないかどうかのチェックと修復を行うコマンドで、ファイルシステムの管理には欠かせないコマンドだと言えます。

デフォルトの動作は、/etc/fstabに記述されているファイルシステムを対象に、エラーがないかどうかを逐次的にチェックします。エラーが見つかった場合、修復を試み、可能であれば修復をします。エラーが見つかるとダイアログで修復するか否かを聞いてくるので、ここで修復を行わないという使い方もできます。

注意点もあります。それは、このコマンドによるファイルシステムの修復は完全なものではなく、かえって問題を深刻化させてしまうケースもあるので、エラーが見つかったときに何も考えず修復を試みるのは却って危険なことがあるという点です。エラーが見つかったときにダイアログが出てくるのはそのためです。

コマンドには、「fsck /dev/hda1」のように、デバイス名を指定してチェックを行います。

さてこのfsckコマンドですが、基本的に「マウントされていない」ファイルシステムに対して実行します。fsckコマンド実行と同時にデータの書き換えが行われると、ファイルシステムを破壊してしまう恐れがあるためです。そのため、多くの場合は「シングルユーザモード」に移行してから実行することになります。また、システムをブートするプロセスの中で実行することもあります。

注意点も多いこのコマンドですが、ファイルシステムの管理を行う上で欠かせないツールですので、しっかり覚えておきましょう。

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