Linux豆知識 087

PAM

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今回は、「PAM」について。
PAMとは「Pluggable Authenticaton Modules」の頭文字を取ったものです。
「Authentication」すなわちユーザ認証に用いられているシステムです。UNIX系のシステムで広く利用されています。
PAMの大きな特徴は、「Linux自体の認証だけでなく、アプリケーションの認証でも利用できる」という点にあります。たとえば、telnetやssh、sambaなどのアプリケーションにおいても、PAMを利用した認証ができるということになります。これによって、認証処理をアプリケーションから独立させることができ、認証方式を統一することができます(もちろんアプリケーションごとに異なる挙動をさせることも可能)。標準の状態では、PAMは/etc/passwd(また、これを暗号化した/etc/shadow など)の情報を元に認証を行います。
PAMをうまく操ると、たとえば「suコマンドで、特定のグループ(多くの場合wheel)にのみroot権限を得ることができる」といったことも、比較的簡単に行えます。PAMは複数のモジュールから成り立っており、さまざまな認証を実現することができます。PAMの設定ファイルは/etc/pam.d/ディレクトリにあり、ここにあるファイルを編集することで、認証の設定を行うことができます(ただし、編集を誤るとシステムにログインすることができなくなるので、編集するときには1つのコンソールでrootでログインしたままの状態で作業することをお勧めします)。
セキュリティ保持の観点からも、PAMを理解することは重要ですので、ぜひ理解しておいてください。

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