Linux豆知識 098

XFS

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今回は、「XFS」について。

XFSは、SGI社が自社のUNIX系OS「IRIX」のために開発した、ジャーナリング機能をもつファイルシステムです。開発の開始は1994年で、歴史は古く、成熟したファイルシステムだと言われています。GPLライセンス下でソースコードが公開されており、Linuxなど、他のUNIX系OSへの移植も進んでおり、Linuxでも広く利用されています。

XFSの特徴の一つは、「64bitファイルシステムである」ということが挙げられます。このため、最大で1800TB(テラバイト)のディスクスペース・900TBのファイルを扱うことができます。大きな規模のサーバ用途に向いたファイルシステムだと言うことができます。

また、XFSは、データベース技術を応用した独自のジャーナリングシステムを採用しており、ファイルシステム内の変更履歴を保存し、ファイルシステムが破損した場合であっても、高速に修復できるという特徴があります。

この他、遅延アロケーション、B+-Tree、Direct I/Oなどの仕組みにより、堅牢かつ高速なファイルシステムとなっています。

LinuxでXFSを利用するためには、カーネルがXFSをサポートしている必要があります。また、独自のツールでメンテナンスを行うことになるため、少しだけ敷居が高いファイルシステムだと言えるかもしれません。しかし、使いこなせれば非常に便利なファイルシステムなだけに、一度は試してみていただきたいファイルシステムでもあります。

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