Linux豆知識 103

ports

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今回は、「ports」について。

portsとは、FreeBSDで採用されているソフトウェアのパッケージ管理システムです。YUMなどと異なり、/usr/ports 以下の「カテゴリ/パッケージ」ディレクトリに、portsスケルトンと呼ばれるMakefileなどに書かれたパッケージ情報が置かれおり、インストールしたいパッケージのディレクトリでmakeコマンドを実行することで、ソースファイルがダウンロードされ、パッチが当たり、ビルドされ、インストールが行われます。依存関係のチェックも行われます。

Linuxでは、「Gentoo Linux」において、「portage」と呼ばれるシステムが採用されています。このportageは、FreeBSDのportsをベースに、bashとpythonを使って構築されたシステムです。Gentoo Linuxは、portageがシステムの核と言っても過言ではなく、自分でシステムを構築していくというオペレーティングシステムですので、portageが無ければ成立しないと言っても過言ではありません。

portageは、ソースコードからソフトウェアをビルドするため、カスタマイズがしやすく、システムを自分の好みのものに作り替えることができます。一方で、取り扱いが難しく、設定を間違えるとシステムに異常が出ることも多く、上級者向けであると言えます。

portageは、腕に自信がついたら、一度は使って、その便利さを実感してみて欲しいシステムです。

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