Linux豆知識 114

Btrfs

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今回は、「Btrfs」について。

Btrfsは、現在開発途上にある、新しいファイルシステムです。カーネルのリリースのたびに機能の改善・強化が施されており、次世代のファイルシステムとして期待されています。

Btrfsは、「Solaris」に実装されていた「ZFS」の影響を強く受けており、スナップショットやコピーオンライトなどの機能を備えており、データの安全性を確保する試みが多く施されています。コピーオンライトは、データを書き換える際、元のデータを一時的に別の記録エリアにコピーし、そのコピーに対して書き換えを実施し、この書き換えが完了した後にメタデータが更新されます。このため、どの段階で処理が中断したとしても、データが失われるという事態が起こらない、とされています。

その他にも、ファイルシステムの管理の方法も新しいものが採り入れられており、ファイルシステムのチェックなども簡単になっています。さらにSSDの寿命を延ばす最適化機能を備えるなど、多数の新機軸が盛り込まれています。

Btrfsは発展途上であり、安定性にも疑問符がついていたため、実用には未だクリアするべきハードルがいくつか存在する、と言われて来ました。しかし、開発者の努力により安定性の向上も図られ、実用に供する日も近いと言われています。Linuxの次世代標準ファイルシステムとして採用される
であろう、とも言われており、注目を集めています。是非、チェックしておいて下さい。

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