Linux豆知識 117

ARMアーキテクチャ

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今回は、「ARMアーキテクチャ」について。

ARMアーキテクチャは、イギリスARM社が開発に当たっているアーキテクチャです。主な用途は携帯電話や組み込み機器、ゲーム機器などで、消費電力を低く抑えていることが大きな特徴になっています。消費電力が少ないということは、省電力はもちろん、バッテリーが長く持つということにもつながります。ARMについては、現在は32ビットが主流ですが、64ビットに拡張された「ARMv8」と呼ばれているアーキテクチャも昨年発表されています。

さて、このようなARMアーキテクチャですが、このARMアーキテクチャとLinuxを組み合わせて利用するという動きは、一つの流れを形成しています。最近、普通にPCにLinuxをインストールするとさまざまな機能がインストールされるため見過ごされがちですが、Linuxは、カスタマイズ次第で機能を絞ることも容易なため、省電力にはもってこいとも言えます。また、オープンソースであることを生かして、ARM向けドライバの対応を強化したり、ARM向けの機能を増強することによって、ARMのメリットを最大限に引き出すことができるようになります。

LAN内サーバなど、大きなマシンパワーを必要としない用途であれば、サーバでの利用も考えられますし、実際に利用しているユーザも少なくないと言います。ここ最近では、LinuxカーネルのARMへの対応強化や、Linaro Enterprise Groupの活動開始など、ARMにおけるLinuxの利用に追い風が吹いています。「Linux 3.7」では、ARMへの対応に大きな改良が施される模様ですし、使い倒せることができれば様々な応用が考えられるアーキテクチャでもありますので、覚えておいてください。

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