Linux豆知識 120

SSDとサーバー

このエントリーをはてなブックマークに追加
今回は、「SSDとサーバー」についてコメントを。

HDDに代わる新しい大容量記憶ストレージとして、フラッシュメモリを用いる「SSD(Solid State Drive)」が普及しつつあります。最近のPCではSSDが積極的に取り入れられており、実際に利用した経験がある方も少なくないと思います。

さて、このSSDですが、「高速」というメリットがある反面、「高価である」「書き込み・読み込み回数が多いと寿命がHDDよりも短くなる(約10分の1程度)」「HDDほどの大容量化が困難」といったデメリットもあります。
技術の進歩によりこのようなデメリットは少しずつ改善しつつありますが(特に価格は最近ずいぶんと下がってきました)、それでもまだまだ完全にHDDに取って代わるという状況ではないようです。また、「SSD=高速」というのも、製品や利用の仕方によっては成立しないケースがあるようです。

このようなSSDですが、サーバに利用するメリットはあるのでしょうか?答えはもちろん「YES」です。しかし、特に大容量のデータを扱うサーバーで、すべての記憶装置をSSDにするとコストが膨大になりますし、データの書き込み・変更回数が多いサーバーではSSDの寿命が短くなるというデメリットも発生します。

現時点でサーバーでSSDを使うのであれば、「HDDと組み合わせて利用する」という方法が考えられます。具体的には、たとえば、高速に読み書きする必要のあるデータはSSDに保存し、高速に読み書きする必要の無いデータはHDDに保存する、というように使い分けるのです。

技術の進歩は目覚ましいので、1年後にはもしかするとSSDがHDD並のコスト・容量・寿命になるかもしれませんが、現時点でも上手に活用すれば大きな活躍をしてくれるSSD。上手に使って、高性能なサーバを構築してみて下さい。

ページトップへ