Linux豆知識 122

温度管理の方法

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今回は、「温度管理の方法」について。

前回はサーバの温度をモニタする重要性について触れましたが、今回はLinuxからハードウェアの温度をモニタする方法について触れたいと思います。

1つは、/procディレクトリにあるファイルを読む方法が挙げられます。
具体的には、

/proc/acpi/thermal_zone/

配下に、CPU温度を示すファイルが存在します(環境にもよりますが、/proc/acpi/thermal_zone/THRM/temperatureなど)。これをcatコマンドで読めばよいでしょう(/proc配下のファイルですので、viなどで読まないようにして下さい!)。ただし、環境によってはこのファイルが存在しないこともあります。

もう1つは、「lm_sensors」というアプリケーションを利用することです。このアプリケーションを利用するには、少し準備が必要ですが、基本的には「yumもしくはaptを利用してインストール」→「sensors-detectコマンドを実行してセンサーを探す」→「sensorsコマンドで温度を取得する」という流れになります。

「sensors-detect」コマンドは、マザーボード上のセンサーを探し、読み取れるように準備を行うコマンドです。実行にはroot権限が必要です。このコマンドを実行するといくつかの質問が出てきますが、基本はYES/NOで答えます。また、実行した後には「/etc/modules.conf」や「/etc/rc*」に追加するべき事項が表示されることがありますので、指示に従ってファイルの編集を行います。最近のバージョンでは、この作業を自動で行ってくれる場合もあります。

なお、sensors-detectコマンドは、このアプリケーションを利用する最初の1回実行するだけで大丈夫です。

そして「sensors」コマンド。基本的には、パラメータをつけずに実行すれば、温度が得られます。このコマンドは、一般ユーザでも実行できます。実行例は以下の通りです。

$ sensors
coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
temp1:       +32.0°C  (crit = +107.0°C)

これで温度を取得することができます。

lm_sensorsは、便利かつ手軽に利用できるツールですので、是非利用してみて下さい。

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