Linux豆知識 140

Ubuntu

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今回は、Linuxディストリビューション紹介の第5弾、「Ubuntu」について紹介します。

Ubuntuは、2004年に開発が開始されたLinuxディストリビューションです。
Debianの開発開始が1993年ですから、比較的新しいLinuxディストリビューションと言えるでしょう。

Ubuntuは、Debianのテスト版をベースに開発されています。このため、パッケージはdeb形式で提供されます。一方でUbuntuは「初心者にも使い易い」を目指しており、たとえばインストールは最小で4回のクリックで完了します。デスクトップ環境にはUnityが採用されており、独自の操作性を持っています。半年ごとにメジャーアップデートリリースがなされるため、きちんとアップデートリリースを適用すれば、セキュリティアップデートのサポートが切れてしまうという心配も少ないと言えます。

最近、Ubuntuはデスクトップ向けのOSとして人気を集めています。しかしながら、サーバ用途にUbuntuが向かないかというと、そうとは言い切れません。Ubuntuにはきちんとサーバ向けの「Ubuntu Server Edition」も提供されています。こちらはその名の通り、サーバ用途としてカスタマイズされているので、サーバを構築する際には有力な選択肢となるでしょう。

Ubuntuは最近人気を集めていますが、その理由としては「初心者にもとっつきやすい」という点が挙げられます。しかし、これは裏を返すと「初心者向けにカスタマイズされている」ということですから、たとえばサーバとして利用する際には留意するべきポイントがいくつかあります。特に有名なのが、Ubuntuでは「rootユーザになることができないようになっており、root権限が必要な操作はすべてsudoコマンドを介して行う必要がある」という点です。設定を変更すればrootでのログインも可能になりますが、システム全体がsudoを利用することを前提に作られていますので、リスクを伴う行為になってしまうということは留意しておいたほうがよいでしょう。また、その他にもいくつか独自のカスタマイズを施している点がありますので、Ubuntuを利用する時には「初心者には使い易いが、独自路線を行くLinuxディストリビューションなのだ」ということは念頭に置いておきましょう。

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