Linux豆知識 144

KNOPPIX

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今回は、Linuxディストリビューション紹介の第10弾、「KNOPPIX」について紹介します。

KNOPPIXは、CD-ROMやDVD-ROMから起動することができる、いわゆる「ワンCD Linux」です。ハードディスクにインストールすることなくLinuxを利用できるということで、様々な場面での活用が考えられます。

ワンCD Linuxのメリットはいくつかありますが、そのうち2つほどを紹介しましょう。1つは「既に他のOSなどがインストールされているPCでも、システムに変更を加えることなく、一時的にLinuxを利用できる」ということです。PCが1台しかないような人がLinuxに触れてみたい時にはピッタリでしょう。

もう1つは「レスキュー」、すなわちPCにおいてトラブルが発生し、ハードディスクからのブートが不可能になったというとき、ワンCD Linuxを利用してコンピュータをブートし、システムの復旧作業を行うことができるという点です。場合によってはハードディスク内のファイルをコピーするなどして、データを保護することができます。

DebianベースのLinuxディストリビューションで、ドイツのKlaus Knopperが開発に当たっています。また、日本の産業技術総合研究所が、日本語化および、日本の国情にあわせた様々な機能を追加して「日本語版」の配布を行っています。日本語版では、日本語化だけでなく、LCATと呼ばれる、起動時間を短縮する仕組みが独自に採り入れられています。

ワンCD Linuxではありますが、HDDやSSDにインストールして利用することもできます。さまざまな応用が考えられるディストリビューションですので、ぜひ活用してみてください。

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