Linux豆知識 148

Arch Linux

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今回は、Linuxディストリビューション紹介の第14弾、「Arch Linux」について紹介します。

「Arch Linux」については、以前この豆知識で紹介しました。軽量・シンプルであることが特徴、ローリング・リリースという特殊なリリース形式であること、pacmonと呼ばれるソフトウェア管理システムでソフトウェアを管理する、中級~上級者向けLinuxディストリビューションということを前回は紹介しましたので、今回は少し違う切り口からArch Linuxを見てみようと思います。

Arch Linuxの特徴として、デフォルトでは必要最小限のソフトウェアしか入っていません。そしてユーザは、ユーザが必要なものを選んでシステムを構築していくことを要求されます。このことは、Arch Linuxはデスクトップ・サーバどちらの用途に向いているか?はユーザ次第ということを意味します。腕に自信があれば、どちらの用途でも利用できます。

デフォルトで必要最小限のソフトウェアしか入っていないということは、サーバ向けとしては魅力的な特徴と言えます。余計なソフトウェアが入っていればセキュリティホールになり得るため、ユーザは知らず知らずのうちにセキュリティホールの危険性を抱えているということを意味するからです。

ただし、「サーバとして安定したシステムが構築できるか」というと、それはユーザの腕次第ということになります。たとえば必要な設定ができていないとか、必要なライブラリが入っていなかったという場合は当然サーバとして適切なシステムとはならないわけです。APTなどのパッケージ管理システムが利用できる場合は、たとえば依存性のあるソフトウェアも一緒にインストールしてくれるので、こういったトラブルが少なくなります。Arch Linuxでは、自ずと「適切なシステムを構築するユーザのスキル」がものを言うことになります。

なお、セキュリティフィックスの提供などはかなりこまめに行われるため、「セキュリティアップデートの提供ができなくて困る!」ということは少ないと考えてよいと思います。

使いこなすには腕が必要ですが、腕が上がったら是非チャレンジしてみて欲しいLinuxディストリビューションです。

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