Linux豆知識 149

Apache HTTP Server

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Linuxディストリビューション紹介も一段落しましたので、今回より、サーバソフトウェアの紹介をしてみたいと思います。第1弾は、「Apache HTTP Server」です。

Apache HTTP Server、単に「Apache」と呼ばれることも多いのですが、このソフトウェアは世界中で広く利用されているWebサーバソフトウェアです。
ほとんどのLinuxディストリビューションにパッケージとして提供されており、使ったことがあるという人も多いと思います。何といっても、大規模なサイトからごくごく内輪のためのサイトまで広い範囲で利用できるため、LinuxでWebサーバといえばApache、という感じもあります。

Apacheが有名な理由はそれだけではないでしょう。まず、Linuxだけでなく、UNIX系OS全般、さらにはWindowsまで、さまざまなOSに対応しているということが1点。そして、設定ファイルの書式が比較的わかりやすく、かつ、単純に動作させるだけならば非常に簡単な手順で済むので、サーバの学習を始める題材としてはもってこいだということがもう1つ挙げられるでしょう。

Apacheのもう1つの特徴として、モジュールによって機能追加を行えるという点が挙げられます。モジュールを追加することによって、機能をつけ足すことができるわけです。モジュールを外すこともできるため、不要な機能は外すことができ、プロセスの肥大化を防ぐこともできます。

また、設定ファイルを見るとわかりますが、設定項目が非常に多いです。すなわち、動作させる「だけ」であれば簡単なのですが、実際には機能の取捨選択やセキュリティの確保など様々なことを考えに入れなくてはいけないため、実際の運用を行うためには綿密な設定作業が必要になります。規模の大きなサーバとなると、パフォーマンスの調整が非常に大切なので、さらに数多くの作業が必要になります。

いずれにせよ、広く利用されている上に、学習をする題材としても最適なサーバであるApache。奥深いソフトウェアでもあるので、実際に利用する際には飽くなき探求心と共に向き合ってください。

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