Linux豆知識 165

X.Org Server

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サーバソフトウェア紹介の第17弾は、「X.Org Server」について。

「X.Org Server」は、UNIX系OSにおいてGUIを提供する「X Window System」のソフトウェアです。

「X.Org Server」は、その名前の通り、サーバ・クライアント方式を採用しています(このことに関しては以前にも少し触れました)。このため、ネットワーク経由でX Window Systemを利用する、リモートのコンピュータで実行しているアプリケーションを自分のモニターに表示させる、などといったこともできます。X.Org Server(Xサーバ)が画面表示などを担当し、各種アプリケーションがクライアント(Xクライアント)ということになります。一般的なサーバ・クライアントの形式とは若干異なるので間違えやすいところです。もし、サーバとクライアントの間をセキュアに接続したい場合には、OpenSSHを使ったポート転送で接続する、というテクニックもあります。

X.Org Serverが使用するプロトコルは「X11」と呼ばれることもあります。
これは、プロトコルのバージョン番号が11番であることに由来します。ただし、「X11」となったのは1987年ですから、このプロトコルになったのは実に25年以上も前だと言うことができます。

X.Org Serverは、歴史も古く、多機能であり、何といっても高い安定性を持っていることから、UNIX系OSでは事実上GUIを提供するための標準システムとなっています。しかし、最近はその有力な対抗馬と目される「Wayland」と呼ばれるアプリケーションが台頭してきました。次回はWaylandについて
紹介します。

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