Linux豆知識 167

GNOME

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今回は、デスクトップ環境「GNOME」について紹介します。

まず、デスクトップ環境とは、以前も取り上げたように、「X Window System」や「Wayland」の上で動作する、GUIによる作業環境を提供するものです。ツールバーやアイコン、ウィンドウマネージャ、ファイルマネージャなどのソフトウェアをまとめたもので、「デスクトップ作業を行うのに必要なソフトウェアのセット」と言うことができます。

GNOMEは、GNUプロジェクトの一部として開発されており、すべてをフリーソフトウェアで作るというポリシーの下で開発されています。「グノーム」と読む人が多いのですが、Gを発音せず「ノーム」と読む人もいます。1999年に開発が始まっており、比較的長い歴史を持っています。

GNOMEは、登場当初、WindowsやMac OS Xに似たインターフェイスを提供したため、Linux初心者の人気を集めました。その反面、高いカスタマイズ性を持ち、ユーザの好みの通りのデスクトップを構築できるという特徴もあり、またWaylandとの親和性も向上していることから、今なお多くの人が利用するデスクトップ環境です。

GNOMEを語る上で忘れることができないのが、ファイルマネージャ「Nautilus」です。Nautilusは、ファイルやディレクトリのブラウズだけでなく、Webサイトのブラウズも行うことができるソフトウェアで、ファイルやアプリケーション、インターネット上のリソースなどを統合し、リソースに素早くアクセスできるようになっています。

多くのディストリビューションでも採用されているため、必ず覚えておきたいデスクトップ環境です。

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