Linux豆知識 192

/var/lock

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今回は、「/var/lock」ディレクトリについて。

「/var/lock」ディレクトリは、ファイルを操作する際にファイルをロックする目的で利用します。

システムの動作で、複数のプロセスから1つのファイルに対して同時に書き込みの要求が行われる、という場合があります。しかし、複数の要求を同時に処理してしまうとファイルの整合性が取れなくなり、思わぬトラブルになります。そこで「ロック」が行われます。

たとえば、ファイルの書き込みが行われる時、/var/lockディレクトリ内に新しいファイルが作成されます。このファイルは、「書き込みが行われている」ことを示すという役割を持ちます。そして、他のプロセスは、/var/lockディレクトリを参照することで、書き込みを行うかなどを決めることになります。

このディレクトリの内容は、基本的にユーザが編集することはありません。むしろ下手に触るとトラブルの元になりますから、下手にいじらないようにして下さい。ただし、このディレクトリの存在は知っておいたほうがよいでしょう。たとえば、何らかのアプリケーションが異常終了し、ファイルに書き込みができなくなったという時に、実は「/var/lock」内に本来あるべきではないファイルが残っているといったことがあるからです。

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