Linux豆知識 204

procディレクトリにあるその他のファイル

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今回は「procディレクトリにあるその他のファイル」を見てみようと思います。

/procには数多くのファイルがあるのはこれまで見てきた通りです。まだ取り上げていないファイルの中でも知っておきたいものに、

「/proc/partitions」ファイル(パーティション情報が格納されたファイル)
「/proc/uptime」ファイル(システムの駆動情報が格納されたファイル)
「/proc/version」ファイル(カーネルのバージョン情報が格納されたファイル)

などがあります。

これらのファイルの内容は、稼働しているLinuxカーネルの内部情報に当たります。
これらの値はLinuxのコマンドが直接参照し、値を取得して統計を取るなどの加工を行ったり、そのままの状態で表示したりします。
これらのコマンドを実行することでシステムの状態を把握することができるのです。

このとき、コマンドはカーネルに直接値を参照するのではなく、これらのファイル、すなわち/proc/uptimeなどのファイルを参照するという仕組みになっていることが特徴です。
Linuxは、さまざまな統計情報を/proc/ディレクトリのファイルに書き出す仕組みが備わっており、カーネルに問い合わせることなく統計情報を得ることができるようになっているのです。
カーネルに直接問い合わせると、トラブルの元につながる恐れがあるので、いったんファイルを経由してトラブルの危険を軽減すると解釈することができます。

Linuxシステムを管理するために重要な技術が、さまざまな工夫で上手く作られているということを垣間見ることができると思います。

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