Linux豆知識 206

ネットワーク設定ファイル

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今回は、「ネットワーク設定ファイル」について。

今回取り上げる題材ですが、ネットワークの設定は内容によってそれを記述するファイルが別になっており、またLinuxディストリビューションによってかなり異なります。

そこで今回は、主要なファイルを簡単にまとめてみようと思います。

■RedHat系の設定ファイル
RedHat系では、主に以下のファイルが使用されています。

・「/etc/sysconfig/network」
マシン全体の設定を行うファイルです。ネットワークを有効にするか否か、ホスト名の設定、デフォルトゲートウェイのIPアドレス、ルーティングを行うか否かの指定などを行います。

・「/etc/sysconfig/network/scripts/ifcfg-[NIC名](eth0、ens0、eno0など)」
NICごとの設定を行うファイルです。NICを有効にするか否か、IPアドレスを静的に割り当てるかDHCPで割り当てるか、静的に割り当てる場合のIPアドレスやネットマスクなどを記述します。

■Debian系の設定ファイル
Debian系では、主に以下のファイルが使用されています。
・「/etc/network/interfaces」
NICの設定などを行います。IPアドレス、ネットマスク、デフォルトゲートウェイの設定など、一括してこのファイルに行います。Debian系ディストリビューションのネットワーク設定で要となるファイルです。

・「/etc/networks」
ネットワーク名とネットワークアドレスの対応を指定するファイルです。

これらのファイルのほかに、/etc/resolv.confファイルにDNSリゾルバの指定を行うことで、最低限の通信ができるようになります。

ファイル構成がRed Hat系とDebian系で全く異なるのですが、最大の違いは「ネットワークインターフェイス(NIC)の設定」でしょう。Debian系では、すべてのNICの設定を「/etc/network/interfaces」ファイルで行いますが、RedHat系ではNICごとに異なるファイルに設定を行います。

ネットワーク設定という、コンピュータには欠かせない事項でありながら、ファイルの構成からしてディストリビューションごとに異なるというややこしい話になっています。違いを意識し、しっかり区別して頭に入れましょう。

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