Linux豆知識 214

「/bin」「/usr/bin」「/usr/local/bin」ディレクトリの使い分け

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今回は、「/bin」「/usr/bin」「/usr/local/bin」ディレクトリの使い分けについて。

これらのディレクトリには、コマンドやスクリプト、プログラムなどのバイナリファイルが置かれます。ところで、これらのディレクトリはどのように使い分けされているのでしょうか?

まず、「/bin」ディレクトリには、シングルユーザモードでも利用できるコマンドを置きます。逆の言い方をすると、「/usr/bin」や「/usr/local/bin」に置かれているコマンドなどはシングルユーザモードで利用できないということになります。シングルユーザモードは、基本的にOSが壊れて正常に起動できないなど非常時に利用するものですので、「/bin」にはごく基本的かつ非常時に利用するコマンドが置かれることになります。

「/usr/bin」には、「シングルユーザモードで利用しない」かつ「RPMやdebなどのパッケージ管理システムによって、システムに管理されるコマンドやプログラム」が置かれます。非常時に利用するものではないが、システムを構成する重要なコマンドやプログラムはここに置かれることになります。

「/usr/local/bin」には、「シングルユーザモードで利用しない」かつ「RPMやdebなどのパッケージ管理システムによってシステムに管理されないコマンドやプログラム」が置かれることになります。自作のスクリプトなどはこのディレクトリに置くことが一般的です。なお、Linuxディストリビューションをインストールしたばかりのときは、このディレクトリが空であることも多いと思います。

「/sbin」「/usr/sbin」「/usr/local/sbin」のディレクトリも基本的に同じ関係性です。ただし、「sbin」はシステム管理用のコマンドやプログラムを置くディレクトリだという点が「bin」と異なります。

それぞれのディレクトリの使い分け、いいかげんになっていると混乱のもとですので、しっかり区別しておきましょう。

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