Linux豆知識 217

「/usr/src」ディレクトリ

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今回は、「/usr/src」ディレクトリについて。

「/usr/src」ディレクトリには、「プログラムのソースコード」が置かれます。カーネルのコンパイルを行う際に、ダウンロードしたカーネルのソースコードをこのディレクトリの下に配置したことがある、という経験のある方も多いのではないでしょうか。もちろん、Linuxカーネルだけでなく、インターネットなどから入手したソフトウェアをソースコードからコンパイルする場合、このディレクトリに配置することが慣例になっています。

ここで「慣例になっています」という表現を使いましたが、これは要するにソースコードは他のディレクトリに配置することも技術的には問題ないということです。ただし、ソースコードをどこに配置したのかがわからなくなってしまうこともあり得ますし、ソースコードを置くディレクトリを統一しておかないと、バージョンの管理もやりづらくなります。

ファイルも実生活と同じで整理整頓が大切!どこに置いても大丈夫だから適当な場所に置こうなどと考えず、たとえば他のユーザーが管理者としてシステムを見た時に、過去の作業を確認できるよう、慣例に従ってソースコードを適切な位置に置いておくことが望ましいでしょう。

また、最近ではバイナリパッケージでシステムを構成することがほとんどになっているため、カーネルやアプリケーションをソースコードからコンパイルしたことがない、という人も増えています。しかし、いつ何時、コンパイルが求められるか分かりませんので、自分の手でソースコードからコンパイルする方法をきちんと事前に確認しておきましょう。

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