Linux豆知識 231

Red Hat Enterprise Linux 8(CentOS 8)

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Red Hat Enterprise Linux 8のクローンである「CentOS 8」がリリースされました。このリリースはメジャーアップデートリリースですので、数多くの変更点があります。すべてを取り上げることはできませんが、目につくものをざっと見てみると、「yumがdnfに置き換え」「ntpがchronyに置き換え」「iptablesがnftablesに置き換え」「TLS 1.0/1.1が無効化」などとなります。

この中で、「yum」が「dnf」に置き換わったことに関してはユーザはさほど戸惑わないかもしれません。dnfコマンドのオプションはほぼyumのものをそのまま踏襲しており、利用方法に関してはほとんど変わらないからです。それどころかyumコマンドもdnfコマンドにリダイレクトされるようになっているため、今までと全く同様に利用することすらできるためです。もっとも管理者としてこの認識はあまり好ましいものとは言えません。内部での設定ファイルやライブラリなどは異なりますので、「yumがdnfに変わったのだ」ということは必ず覚えておきましょう。

一方、「ntpがchronyに置き換え」「iptablesがnftablesに置き換え」の2つは、おそらく慣れていないユーザは戸惑うことになりそうです。使い方、ファイルの構成、性能など大幅に変更になっており、別物と言ってしまっても過言ではないものですから、新たに勉強し直す必要が出てくるかもしれません。

LinuCなどの資格試験にも影響が出てくる可能性があります。CentOS 8は無償で容易に入手できるため、必ずチェックしておきましょう。


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